2020/09/22
デジゲー博2020に出展します
自作ゲーム頒布・展示イベントデジゲー博2020に当選しました。
去年に引き続き、今年も現在制作しているオンライン対戦型3Dシューティングゲーム「光影の塔」を出展します。
場所は2FのB-15です。
サークルカットはこんな感じです。
背景は光と影に分かれて戦う、という意味を込めて白と黒で斜めに分断しています。
中央に配置されているのは、現在制作中のステージ全景です。
といっても、一年以上ブログを更新しておらず、それどころか外部への情報発信を全くしていこなかったので、この記事を呼んでくださった方にとっては光影の塔とかなんのこっちゃだと思います。
そこで、本記事では現在制作中のゲームと現状、今後の予定について簡単に説明します。
光影の塔
光影の塔は、「光チーム」と「影チーム」の二チームに分かれて戦うオンライン対戦型3Dシューティングゲームです。
ステージ内には「塔」が多数配置されており、攻撃して破壊することで占拠することができます。
試合は制限時間制で、試合終了時点での塔の得点の合計で勝敗が決まります。
コンセプトは「壊すのが楽しい対戦ゲーム」です。
開発初期から今までコンセプトがあいまいで定まっておらず迷走していましたが、開発初期に思い描いていたこのコンセプトに決めました。
勝利のために塔を破壊し、アイテムを取るために道中の障害物を破壊し、破壊した障害物は物理演算を元に飛んでいく、爽快感のあるゲームを目指しています。
下の動画は去年のデジゲー博で出展したバージョンのプレイ動画です。
(この時点では、どちらかというと陣取りゲームとしての要素に重点を置く方針だったため、今年展示会に出すバージョンはこれとはまた違う雰囲気のものになると思います。ですが塔を壊すという基本部分は同じです)
この動画の時点で、ゲームを遊ぶために必要な要素は一通り実装し終えた状態で、効果音などのゲームに必須な要素の一部、オンラインマッチングシステム等補助的なシステムがまだ実装できていませんでした。
もともとの完成予定から延期に延期を重ねてきましたが、今年の11月ごろに試験的な位置づけのものを、来年の2月ごろに正式版を公開することを目指しています。
現在の状況
去年のデジゲー博から、まだ実装が完了していなかった以下の機能を実装しました。
- オンラインマッチングシステム(ルーム形式のみ)
- 効果音実装
- チュートリアル追加
去年のデジゲー博で得たお客さんの反応や意見を元に、以下の点が問題点であると考え、修正しています。
- コンセプトが不明瞭で、ゲームに取り入れた複数の要素が競合している
- グラフィックが見づらい
今後の予定
以下の予定で残りの制作を行っていきます。
一か月に一回ペースでこのブログでも報告をしていこうと思っています。
9月 (v0.12.0)
- プレイヤー操作の改善
- ゲームルールの明確化、要素の整理
- グラフィックの方向性統一・改善
- ステージ修正
10月 (v0.13.0)
- チュートリアル修正
- マッチングシステムの修正
11月 (v0.14.0)
- UIの修正
今までの制作過程
v0.0.0 (2017年6月のプロトタイプ)
星状の乗り物に乗った球状のプレイヤーを操作して建物を破壊するだけのなにかです。
壊したものが物理演算で崩れていくのが面白そうということで、ビルに見立てた長方形の物体などを攻撃してバラバラにすることができます。
ゲーム性はまだありません。
(この時は2017年11月までに完成させるつもりでした……)
v0.1.0 (デジゲー博2017版)
塔システムを導入し、ネットワーク同期を実装しました。
実装が全く間に合わず、ゲームの対戦部分はとりあえず動く状態ですが、ゲームの対戦部分以外未着手であり、未完成です。
バグも大量にありまともに遊べる状態ではありません。
v0.2.0 (デジゲー博2018版)
バグだらけだった状態から、ゲーム全体の安定化およびネットワーク同期処理のバグ修正を中心に行いました。
前年に付け焼刃的に作成したステージの改装等も行いました。
v0.9.0 (デジゲー博2019版)
チーム戦型陣取りゲームとしての要素を強化し、メニュー、タイトルなどゲームの対戦以外の要素が一通り完成しました。
また、ゲーム要素の追加に伴い、それに合わせてステージを再び改装しました。